杏の林 中医・養生・薬膳ブログ
【 恩師 梁蓓老師との出会いから、今日まで 】
私は本当に、良い先生に恵まれている人生だなぁ、
とつくづく思います。
この世界に入るキッカケとなった恩師の梁蓓老師。
出会いは 2015年の春、首にできた湿疹の治療の為に、
東京都町田市の自宅近くにある“漢方・薬膳”「良仁堂 薬局」
(当時は、大木漢方薬局) を訪れたのが最初でした。
梁蓓老師は、こちらで漢方アドバイザーをされていました。
心温かく穏やかでユーモアに溢れ、
同時にご自身の分野に対する真摯な姿勢と確かな実力、
またそれを全く鼻に掛けない人柄の良さに惹かれ、
私はこの方に学びたいなぁ、と思う様になりました。
私が中医学、薬膳学に興味があると話すと、
北京中医薬大学 日本校 (現在の日本中医学院) を勧めて下さいました。
日本で本格的な中医学を学べる数少ない学校の一つで、
梁老師は北京中医薬大学日本校で、薬膳学の教授をされていました。
仕事をしながら学校へ通う…、
う〜ん、家族の意見を聞かないと…。
しかし私の旦那さんは太極拳の教師ですので中医学には理解があり、
薬膳科への入学を喜んで勧めてくれました。
私は思い切って、北京中医薬大学の門を叩きました。
薬膳専科で1年間学びましたが、
学ぶ程に、更に深く知りたくなりました。
北京中医薬大学日本校の中薬科カリキュラムは3年間。
中国の北京中医薬大学の教科書の内容を学びます。
しかし学習の内容量が半端ではない。
中国の学生が、全日で4年かけて学ぶ所を、
私達は一月に4日間の授業に通い、3年間で修了する。
う〜ん、こちらは更にハイリスク。
梁老師にも相談すると、
「それはいい、そこまで深くやろうとする事は良いことよ!」
と背中を押して下さいました。
また家族の協力と理解もあり、
3年コースの“中医中薬科” に進む決心をしました。
在学中の4年の間には、
梁蓓老師主宰の『日本中医営膳会』の会員となり、
‘薬膳講師養成講師’、‘薬膳茶アドバイザー’
の資格を取得しました。
私が中医中薬科を卒業した 今年2019年の秋、
梁蓓老師は ご多忙の為、北京中医薬大学日本校を退職されました。
梁老師と卒業パーティーの席で一緒になった際に、
「私たち、一緒に卒業だね〜〜❗️」
と、いつもの明るく屈託のない口調でおっしゃいました。
一緒に卒業??なのかな?
確かに立場こそ違いますが、
同じタイミングで学校を去る事になりました。
学校を去る寂しさと共に、
私は勝手に、老師との ‘縁’ を感じつつ、すこし嬉しい気持ちになりました。
卒業と言う節目に立って振り返ると、
梁老師の存在は私のにとって、いつの間にか大きなものになっていました。
語ればキリがありませんが、
いつも大事な時に応援し、励まし、
背中を押してくれていたなぁ・・・と実感しています。
梁蓓老師、非常感謝😭💕
これからもよろしくお願いします!
🍀🍀🍀下記の学校で 中医学、薬膳学を学びました
●一般社団法人 「日本中医営養薬膳研究会」
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